デトロイト・ベルアイルパークを舞台にダブルヘッダーで開催されていベライゾン・インディカー・シリーズ。29日に行われた第7戦の予選は、チーム・ペンスキー勢が上位を独占した。ウィル・パワーが今季3度目のポールポジションを獲得、2番手にエリオ・カストロネベス、3番手にファン・パブロ・モントーヤが入り、サイモン・ペジナウが5番手だった。佐藤琢磨(AJフォイト)は、このペンスキー勢に割って入り、今季予選最上位となる4番手を獲得した。

 インディ500の熱戦から休む間もなく、デトロイトでダブルヘッダーとなるシボレー・デュアル・イン・デトロイトが29日からスタートした。初日はプラクティス走行と30日土曜日に行われるレース1の予選が行われた。

 デトロイトでもペンスキー勢が好調で4台揃ってファイアストン・ファストシックスに進出。佐藤琢磨、セバスチャン・ブルデーの6人でポールポジションを争った。

 パワーはライバルを抑え、1分16秒0941のレコードラップで通算39回目のポールポジションを獲得した。

「エリオとファンがとても近づいていたから、最終ラップはニュータイヤで激しくプッシュしたんだ。ポールだけど、ここはレースが長い。もう一度、チームメイトと戦わないとね。素晴らしい週末へのいいスタートだよ。トラブルをなくすようにして、明日はマジックを見せたいね」とパワー。日曜日のレース2でインディカー100戦目を迎える予定だ。

 佐藤琢磨は、ホンダ勢で唯一ファストシックスに進出し4番手を獲得。

「シボレーが優位の中、トップシックスに割り込めて良かったです。セント・ぴたーずバーグでもトップシックスにはいいたし、ロングビーチでは(ライアン)ハンター-レイが予選でとても良かった。高いレベルで戦えるくらいになっていると思います」

「僕たちのパッケージの良さはとても狭いため、管理が非常に難しいですね。ここはとてもバンピーで、コーナリングも一貫性がない。去年から感触は良かったですよ。うまくまとめることができてうれしいですね」と琢磨はコメントしている。

 30日は、レース1となる第7戦の決勝が行われる予定だ。

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