4日に開幕するスーパーGT第1戦岡山に向けて、GT300クラスに参戦するグリーンテック SLS AMG GT3のBドライバーが、城内政樹から土屋武士に変更されることが大会公式通知No.6で明らかにされた。
グリーンテック SLS AMG GT3は今季、和田久/城内政樹のコンビでエントリーされていたが、予選前日のタイミングで、このラウンドに限って土屋が参戦することになった。GT300クラスで豊富な実績を誇る土屋は、昨年OKINAWA-IMP SLSをドライブ。今季はスーパーGTには参戦せず、アジアン・ル・マン参戦や自チームでのGT300参戦を目指し活動していたが、急遽岡山に参戦することになった。
当初、土屋にこの話が来たのは4月1日だという。「まずエイプリルフールに電話があって(笑)、2日に正式に決まりました」という。当初、土屋は自チームのTEAM SAMURAIで、スーパーGT併催のポルシェカレラカップ ジャパンに参戦するためメカニックの立場で岡山に来る予定だった。
「急遽だったので、まずは(自分の代わりの)メカニックの手配とかバタバタしながら決まりました。スーパーGTの開幕戦で乗らないのは少し寂しい気もしていたので、声がかかって嬉しかったですね」と土屋。
「自分の力を精一杯出せるようにしたいです。ひょっとするとこの後数戦参戦する可能性もありますが、まだその話もできていない状況なんです」
急に決まったスーパーGT参戦だが、土屋は昨年もメルセデスベンツSLS AMG GT3をドライブしており、マシンのことは良く知っている。今季、名ガレージであるRS中春がメンテナンスを担当するグリーンテック SLS AMG GT3で土屋がどんな走りをみせるのか、土曜から楽しみにしたいところだ。