更新日: 2018.02.16 09:21
グロージャン、再びクラッシュもチームは称賛
ロータスのチームプリンシパル・エリック・ブーリエは、モナコGPで再びレース序盤でリタイアを喫したロメイン・グロージャンを弁護した。
グロージャンはモナコGPの優勝候補のひとりだったが、スタート直後にフェルナンド・アロンソと接触、ミハエル・シューマッハーにクラッシュし、スピンを喫してそのままリタイアとなった。
グロージャンは毎戦素晴らしい速さを見せているものの、レース序盤で姿を消すのはこれで3回目となる。開幕戦オーストラリアではオープニングラップにパストール・マルドナドと接触、クラッシュしてリタイア、マレーシアではミハエル・シューマッハーと接触した後、スピンをしてレースを終えた。
しかしブーリエは、グロージャンはF1フル参戦1年目であり、経験が浅いことを考えれば素晴らしい仕事をしていると称賛した。
「(モナコには)がっかりしている。とブーリエ。
「素晴らしい週末を2回過ごしたが、モナコではどの程度速さを発揮できるのか予想できずにいた。だからひとりがトップ争いに絡めたことは嬉しい驚きだった」
「ロメインに関しては言い訳の余地はない。だがひとつ言えるのは、彼の周りのドライバーたちは全員、テストでとてつもない距離を走りこみ、多数のレースを走った経験を持っているということだ。彼はまだ初年度だ。だから彼には(ミスを犯す)権利がある」
「ルーキードライバーとしては驚異的な仕事をしていると思う。F1テストを経験せずにF1にデビューして、彼ほどの仕事ができた者は、今のドライバーの中には誰もいない」