ロータスのチームプリンシパル・エリック・ブーリエは、モナコGPで再びレース序盤でリタイアを喫したロメイン・グロージャンを弁護した。

 グロージャンはモナコGPの優勝候補のひとりだったが、スタート直後にフェルナンド・アロンソと接触、ミハエル・シューマッハーにクラッシュし、スピンを喫してそのままリタイアとなった。

 グロージャンは毎戦素晴らしい速さを見せているものの、レース序盤で姿を消すのはこれで3回目となる。開幕戦オーストラリアではオープニングラップにパストール・マルドナドと接触、クラッシュしてリタイア、マレーシアではミハエル・シューマッハーと接触した後、スピンをしてレースを終えた。

 しかしブーリエは、グロージャンはF1フル参戦1年目であり、経験が浅いことを考えれば素晴らしい仕事をしていると称賛した。

「(モナコには)がっかりしている。とブーリエ。
「素晴らしい週末を2回過ごしたが、モナコではどの程度速さを発揮できるのか予想できずにいた。だからひとりがトップ争いに絡めたことは嬉しい驚きだった」
「ロメインに関しては言い訳の余地はない。だがひとつ言えるのは、彼の周りのドライバーたちは全員、テストでとてつもない距離を走りこみ、多数のレースを走った経験を持っているということだ。彼はまだ初年度だ。だから彼には(ミスを犯す)権利がある」
「ルーキードライバーとしては驚異的な仕事をしていると思う。F1テストを経験せずにF1にデビューして、彼ほどの仕事ができた者は、今のドライバーの中には誰もいない」

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