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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.04.24 00:00
更新日: 2018.02.17 07:36

コッツォリーノに聞く、レース再挑戦の理由


 4月10日〜12日に、イタリアのモンツァで開催されたブランパン耐久シリーズ第1戦。そのサポートレースとして開催されたランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパシリーズで輝きを放った日本に馴染み深いドライバーコンビがいた。ケイ・コッツォリーノと、道見ショーン真也のふたりだ。

 ふたりは3月30日に、ビンツェンツォ・ソスピリ・レーシング(VSR)からスーパートロフェオへの参戦が発表され、ふたりひと組で戦うレースの開幕大会では、2番グリッドからスタートした決勝レース1こそタイヤのパンクなどで総合21位/プロ・アマクラス7位に終わったものの、同じ2番グリッドからスタートした決勝レース2では総合3位/プロアマクラス優勝を成し遂げた。

 もちろん道見はヨーロッパのミドルフォーミュラで多くの実績を誇っているドライバーであり、コッツォリーノも日本のモータースポーツファンならその実力は誰もが知るところ。ジェントルマンドライバーも多く参加するスーパートロフェオでは、ある意味“実力どおり”と言える。ただ、コッツォリーノがレースに参加するのは2012年以来。大きなブランクを空けてのレース参戦だ。

 2010シーズンの全日本選手権フォーミュラ・ニッポンへのフルシーズン参戦以降、2012にWTCC世界ツーリングカー選手権・最終大会マカオへスポット参戦した実績こそあるものの、しばらく離れていた自動車レースへケイ・コッツォリーノが挑戦を再開したのはなぜだろうか?