GTアソシエイションの坂東正明代表は、13日JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPの会場で行われた定例記者会見で、2013年から韓国・ヨンナムのコリア・インターナショナルサーキットでのスーパーGT開催について、来月仮調印を行うと明らかにした。
韓国のコリア・インターナショナルサーキットは、2010年にF1韓国グランプリのためにオープン。F1以外ではこれまで国際的なビッグレースはなかなか開催まで至っていない。
坂東代表が明らかにしたところによれば、2013年からの開催に向けて、来月GTAと仮調印が行われる予定で、それ以外にも現在ILMCが行われている中国・ズーハイでの開催の計画もあるという。
「そのあたりの計画も含めて、来季東南アジアをまわり、2013年からの東南アジアでのレース開催について、少しずつ道が見えてきている」と坂東代表。
さらに坂東代表によれば、将来東南アジアでスーパーGTで導入されているレギュレーションを使用し、東南アジアの“統一レギュレーション”として各国のシリーズ戦を行うプロジェクトがあることを明らかにした。
「各国でシリーズ戦を行い、東南アジアのチャンピオンを決めたい。まだ名前を言うことはできないが、賛同してくれる東南アジアのプロモーターもいる」と坂東代表。もしうまく実現すれば、日本のスーパーGTをハブとして東南アジアのシリーズとの車両・チーム・ドライバーの交流が多く実現することになりそうだ。