ゴールデンウイークの富士以来の国内戦となるスーパーGT第5戦は、スポーツランドSUGOで開幕。1時間45分の公式練習が行われ、IMPULカルソニックGT-Rがトップタイムをマークした。

 昨日までの雨模様から一転、青空ものぞくようになったスポーツランドSUGO。朝から多くのファンがスタンドを埋める中、9時45分に公式練習がスタートした。序盤、1分18秒397というタイムでトップに浮上したのはIMPULカルソニックGT-R。今回松田次生は、フォーミュラ・ニッポン鈴鹿でのケガの影響で人差し指を固定したまま走行している。

 静かな立ち上がりとなったこのセッション。開始10分すぎに、今回大幅にマシンをモディファイしてきた初音ミク Studie GLAD BMW Z4がコースオフ。続いてJ-TRUST F-PROおーとキット ポルシェがコースオフするがどちらもすぐにコースに戻り、それ以降は淡々としたセッションが続く。中盤、EPSON NSXが2番手に浮上してきた。

 そんなセッションだが、開始から1時間を過ぎると急にアクシデントが増え始めた。J-TRUST F-PROおーとキット ポルシェが再度コースオフ、さらにROCKSTAR童夢NSXがスローダウン、MOTUL AUTECH GT-Rがスピン。その直後にはKUMHO TIRE SHIFT IS350がスピンしグラベル上にストップ、UP START タイサンポルシェもスピンしスポンジバリアにヒットしたため、赤旗が提示されることとなった。

 赤旗は8分ほどで解除され、10時55分に再開。その後もGT300クラスのマシンにスピンやコースオフが相次いだが、大きなアクシデントとはならず、終盤の予選シミュレーションを迎える。しかし、2番手にENEOS SC430、3番手にKRAFT SC430が浮上した他は大きくタイムアップする車両はなし。IMPULカルソニックGT-Rがトップのまま公式練習を終えた。

 GT300クラスは、序盤からトップに立ったダイシン アドバン Ferrariがそのままトップをキープ。アップル・K-one・紫電が2番手、ARTA Garaiyaが3番手という結果でセッション終了となった。初音ミク Studie GLAD BMW Z4は序盤にマークした1分29秒617というタイムがベストとなっている。

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