スーパーGTの公式テストは鈴鹿サーキットで2日目を迎え、ウエットの中EPSON HSV-010がトップタイムをマークした。2番手には前日トップのウイダーHSV-010が続き、MOTUL AUTECH GT-Rが3番手となった。
この日から鈴鹿サーキットのモータースポーツファン感謝デーとともに行われる形となったスーパーGT公式テスト。しかし、朝から空模様はあいにくの雨空で、ウエットコンディションので2日目午前のセッションがスタートすることとなった。
今回のテストに参加している車両は昨日から変わっていないが、2台のフェラーリF430を持ち込んでいるJIMGAINERは、昨日に続き11号車のFIA GT仕様のみが走行。10号車のスーパーGT仕様はまだ走行を行っていない。
セッションは序盤からHSV-010勢が好調で、途中までは前日のトップタイムをマークした18号車ウイダーHSV-010がトップに。しかし、一度JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430、石松Kosei RUNNUP PORSCHEがコースアウトし赤旗が提示された後は32号車EPSON HSV-010がトップタイムとなった。
終盤、残り18分ほどというところで、最終コーナーで初音ミク×GSRポルシェがコースアウトしたため再度赤旗提示。チェッカー間際は雨が強くなったため、あまり走行するマシンは現れず。そのままEPSON HSV-010がトップでセッション終了となった。
2番手に続いたのはウイダーHSV-010で、3番手にニッサン勢の最上位となるMOTUL AUTECH GT-R、4番手にはDUNLOP SARD SC430が入り、ダンロップ勢がウエットコンディション下で好調なポジションとなった。
一方のGT300クラスはアップル紫電がトップとなったが、2番手にARTA Garaiya、3番手にCOROLLA Axio apr GTが続き、ミシュランのウエットタイヤ装着車が両クラスとも上位につけている。