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F1ニュース

投稿日: 2009.11.12 00:00
更新日: 2018.02.15 16:26

デ・ラ・ロサのカンポス入りが微妙に。スポンサーを持ち込めず


 カンポス・メタで来季F1に実戦復帰を果たすと見られていたペドロ・デ・ラ・ロサだが、スポンサーを持ち込むことができずにシートを取り逃がすことになるかもしれない。

 すでにブルーノ・セナと契約したカンポス・メタは、2010年のF1デビューに向けてベテランドライバーのデ・ラ・ロサをチームメイトに起用する見込みであると考えられてきた。しかしチームボスのエイドリアン・カンポスが、デ・ラ・ロサはスポンサーを見つけることができないため、他の候補者を選ばなければならなくなるかもしれないと認めた。

「私はペドロ・デ・ラ・ロサを乗せたい。だが彼はスペイン人であり、今スペインのスポンサーの状況は悪い」というカンポスのコメントが、スペインのメディアで報じられた。
「他にロシアとベネズエラの選択肢があるが、すべてはスポンサー次第だ」

 デ・ラ・ロサの他の候補としては、GP2ドライバーのパストール・マルドナドとビタリー・ペトロフがおり、両者ともかなりのスポンサーマネーを持ち込める状況にあると言われている。

 デ・ラ・ロサはアロウズ、ジャガーでグランプリを戦った後に、マクラーレンのテストドライバーになり、マクラーレンでも2005年と2006年にレースに出場、2006年ハンガリーGPでは2位に入り、キャリア唯一の表彰台フィニッシュを飾っている。