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スーパーGTニュース

投稿日: 2013.12.14 00:00
更新日: 2018.02.16 20:43

ドライバーに聞く14年SGT500車両の“完成度”


 12月11日から、マレーシアのセパン・サーキットでニッサンGT-RニスモGT500、レクサスLF-CCをベースとしたレース車両という、2台の2014年仕様GT500車両がテストを行っている。7月から走行が始まった新GT500車両だが、2013年中でいったいどこまでマシンは煮詰まったのだろうか。

 2014年からDTMドイツツーリングカー選手権と車両規則を統一し、共通形状のモノコックを使用、多くのパーツを共通化するスーパーGT500クラス車両。7月下旬のシェイクダウン、そして8月の鈴鹿でのお披露目から、2013年シーズンはシリーズ戦と平行しテストが繰り返されてきた。

 来季レクサス、ニッサン、ホンダの3メーカーから登場する新GT500車両のうち、ニッサンGT-RニスモGT500とレクサスLF-CCをベースとしたレース車両は2メーカーがともに鈴鹿、富士、SUGO、もてぎとテストを実施。12月11日からスタートしたテストでも、2車が顔を揃えた。

 当初、この新GT500車両は2リッター直4直噴ターボエンジンの熱の問題をはじめ、多くのトラブルが起きていた。ただ、10月のSUGOテスト、11月のもてぎテスト以降はトラブルはかなり減り、今回のセパンテストでも細かなトラブルはあったものの、おおむねトラブルなく精力的に周回を重ねていった。