3台のスーパーGT500クラス車両が参加し、マレーシアのセパンサーキットで行われているテストは2日目が行われ、それぞれテストを消化した。
朝から強い日射しが注いだセパンでのスーパーGT500クラス車両のテスト。前日に引き続き、ミシュラン装着のニッサンGT-RニスモGT500、ブリヂストン装着のレクサスLF-CCをベースとしたレース車両という2台の新規定車両、ダンロップ装着のEpson HSV-010の3台がテストに参加した。
ドライバーの顔ぶれは前日とほぼ変わらずだが、Epson HSV-010には、今季のWECでLMP2クラスのチャンピオンを獲得しているベルトラン・バゲットがいよいよこの日、初のGT500ドライブ。午前中からステアリングを握った。
セッションは午前9時からスタートしたが、開始直後に立川祐路がステアリングを握っていたレクサスLF-CCをベースとしたレース車両がすぐにストップしてしまい、赤旗が提示されてしまうシーンも。スタッフによりすぐにピットに戻された車両は、午前中のうちに再度コースインすることができた。
ニッサンGT-RニスモGT500は、ロニー・クインタレッリと柳田真孝のドライブでメニューを消化。午前中の最後の走行では、フロント下部にアタッチメントがつけられるなど、開発が進められている様子が見られた。
今回のテストは13日に1日休息日を挟み、14日〜15日と行われる。こちらでは11日〜12日と異なるドライバーが参加する可能性がありそうだ。