更新日: 2018.02.15 23:54
ニコのマネージャー、Fインディアとの交渉を認める
ニコ・ヒュルケンベルグのマネージャーが、2011年のレースシートに関してフォース・インディアと交渉を行っていることを認めた。
デビューイヤーにポールポジションを獲得するなど、ヒュルケンベルグはいいパフォーマンスを見せたものの、財政難に苦しんでいるといわれるウイリアムズは、彼を今季末で放出した。
ヒュルケンベルグは他チームでシートを探し始めたが、ルノーはビタリー・ペトロフを残留させる見込みであるとみられており、それ以外で正式決定されていないシートの中でベストなのはフォース・インディアということになる。
Sport1.deの報道としてMotorsport.comが伝えたところによると、ヒュルケンベルグのマネージャーであるウィリー・ウエーバーは「あまり多くはないが、まだ選択肢は残っている」と述べ、フォース・インディアに関し「現在話をしている」と認めた。
またウエーバーは、スポンサーマネーを持ち込んでシートを買うようなことはしないと断言した。
「一度F1チームに金を持ち込めば、その後ずっとそうすることになる」と彼は語った。
ウエーバーは、メルセデスGPがリザーブドライバーとしてヒュルケンベルグに関心を持ってくれれば嬉しいと述べたが、「それはプランBであり、2012年にはマシンに乗れるという保証がある場合の選択肢だ」と認めている。
メルセデス・ベンツ・モータースポーツ・バイスプレジデントのノルベルト・ハウグは、実際の経験を積むのではなくシミュレーターに乗って1年を過ごすことは、ドライバーのキャリアにとってマイナスになるとの考えを示している。