フォース・インディアのボス、ビジャイ・マルヤは、2011年に向けてまだ複数のシートが空いていると示唆する発言を行った。
エイドリアン・スーティルは残留を示唆し、ビタントニオ・リウッツィはチームとの来季契約を持っているが、チームはまだ来季ラインナップを正式に発表していない。しかもマルヤは、フォース・インディアでは現在複数のシートが空いていると示唆したと、Motorsport.comが伝えている。
「我々は空きシートを複数持つ、最も魅力的なチームだ」とマルヤがコメントしたと、Auto Motor und Sportが報じたという。
フォース・インディアのドライバー候補としては、ニック・ハイドフェルド、ニコ・ヒュルケンベルグ、カルン・チャンドックの名前が挙がっている。
「誰もがフォース・インディアで走りたがっている」とマルヤはGulf News Xpressに述べている。
「我々はチームと話し合いを行い、2、3週間のうちに、来季の新しいドライバーを決定する」
一方、ドライバーのひとりが正式発表されていないルノーだが、ロバート・クビカのチームメイトとしてビタリー・ペトロフの残留が決まる見込みだといわれている。
ルノーのシートを狙っていたハイドフェルドが、「(ロシアの首相)ウラジーミル・プーチンはF1にはまり、ペトロフへのサポートを増やしている」と述べたということだ。