エイドリアン・スーティルはフォース・インディアとまだ正式に契約を結んでいないものの、すでに合意には達しており、今年中には新契約にサインする見込みだとマネージャーが述べた。来季シートが残り少なくなる中、ニコ・ヒュルケンベルグはメルセデスGPのリザーブドライバーになるのではとのうわさも出ている。
スーティルは他チームへの移籍もうわさされたが、本人は今月に入って、フォース・インディア残留を示唆した。チームメイトのビタントニオ・リウッツィは来季契約をすでに結んでいるといわれている。しかしチームは来季ドライバーをまだ正式発表しておらず、先日チームボスのビジャイ・マルヤが、チームには空席が複数あると述べた。このため、ニック・ハイドフェルドやヒュルケンベルグなどが候補としてうわさに上っている。
Motorsport.comによると、スーティルのマネージャー、マンフレッド・ジマーマンは、2011年の「基本的な合意」はすでになされていると述べたという。
「契約にサインがなされたら発表する」と今週月曜にジマーマンが述べたとAuto Motor und Sportが報じている。
「2、3週間のうちにそういう運びとなるはずだ」
フォース・インディアのシートが正式に決定すると、ウイリアムズから放出されたヒュルケンベルグが来季レースシートを得るのは厳しくなり、最善の選択肢はメルセデスGPのリザーブドライバーだと推測されている。