ニコ・ヒュルケンベルグのマネージャーが、ウイリアムズがヒュルケンベルグの放出を遅い時期に決定したため、来季シート探しの時間が足りないとチームを批判した。
Auto Motor und Sportの報道としてMotorsport.comが伝えるところによると、チームのチェアマンであるアダム・パーは最終戦アブダビGPで、放出の意向をヒュルケンベルグとマネージャーのウィリー・ウエーバーに伝えたという。ヒュルケンベルグ自身は最終戦後もアブダビにとどまり、ピレリテストに参加するつもりでいたが、結局これはキャンセルされた。
「この20年を振り返ってみて、このような扱いを受けたことは1度もない」とウエーバーは述べている。
「彼らが『金が必要なので、ニコをもう雇えない』とはっきり言ってくれても気にしなかっただろう。だが実際には我々は最後の最後に知らされ、他のチームを探す時間はほとんどない」
候補のひとつといわれたルノーは、ビタリー・ペトロフを残留させる見込みだといわれている。ロシア政府が2011年には彼への金銭的援助を増やすことを決めたということだ。
フェリペ・マッサの代わりにフェラーリに加入するというウワサもあるが、これはフェラーリとウエーバーの双方が否定しており、ヒュルケンベルグの選択肢はフォース・インディアとロータスであると推測されている。