更新日: 2018.02.16 04:09
ニスモLMP2エンジン・VK45DE強さの秘密は?
今季からヨーロッパでル・マン・シリーズ、ILMC、そしてル・マン24時間で大活躍をみせているLMP2用ニッサンVK45DEエンジン。搭載するチームが続々と優勝を飾り、今やLMP2の最強エンジンのひとつとなっているVK45DEだが、その強さの秘密はどこにあるのだろうか? ニスモHPで特集されている。
クラスにコストキャップが導入され、市販量産エンジンベースとなったLMP2に今季から登場したニッサンVK45DEエンジンは、もともとシーマなどに搭載され、2006年最終戦からスーパーGTに投入されたエンジン。昨年からVRH34AにスーパーGT用エンジンは移行されたが、08年はニッサンGT-Rとともに、スーパーGTを制覇したエンジンでもある。
そのエンジンが、どうしてLMP2用エンジンにコンバートされ、そしてどのようにして今季の強さを発揮したのだろうか? ニスモのホームページに『ル・マン24時間で見せた強さの秘密』というタイトルでコンテンツが掲載され、その強さの一端が明らかにされている。
コンテンツでは、エンジン単体のものなど貴重な写真に加え、開発を担当したニスモ・パワートレイン開発部の稲垣健夫さん、進士守さんのコメントをはじめ、耐久レースに向けた変更の過程が分かる。スポーツカーファン、GTファンならぜひ一度読んでおきたいコンテンツだ。
『ル・マン24時間で見せた強さの秘密』 NISMO LMP2エンジン「VK45DE」
http://www.nismo.co.jp/motorsports/entertainment/2011LMP2/index.html