投稿日: 2013.06.21 00:00
更新日: 2018.02.16 16:47
更新日: 2018.02.16 16:47
ニッサン、14年“ガレージ56”車『ZEOD RC』公開
(オートスポーツweb)
日産自動車/ニスモは現地時間21日の10時30分、第81回ル・マン24時間耐久レースが開催されているサルト・サーキットで、2014年に環境技術を志向した特別枠“ガレージ#56”から出場するマシン『ニッサンZEOD RC』のモックアップを公開した。
この日、ル・マンの会場で初公開された『ニッサンZEOD RC』は、“ゼロ・エミッション・オンデマンド・レーシング・カー(Zero Emission On Demand Racing Car)”の頭文字から名付けられたニッサンの新しい“ガレージ#56”車両。2012年に初めて設けられたこの枠に、ニッサン-デルタウイングを投入したニッサンは、2014年のル・マン24時間で、新たにこのマシンを投入する。また、ニッサンは将来的なLMP1クラス参戦に向けたプログラムの一環として、新しいレース用電動パワートレインの技術テストもスタートさせるという。
『ニッサンZEOD RC』は、ニッサンの電気自動車、リーフのリチウムイオンバッテリー技術を活用し、時速300km以上のスピードを実現している。このマシンンはニッサン/ニスモが運営するチームによって開発され、新たにニッサンのダイレクター・オブ・モータースポーツ・イノベーションに就任したベン・ボールビィが指揮。ボールビィは2012年のデルタウイングをデザインした人物であり、このZEOD RCも、デルタウイングに非常に似たデザインとなった。