日産自動車のカルロス・ゴーン社長とニスモ宮谷正一社長は26日、横浜市鶴見区のニスモグローバル本社で行った発表会の会場で、2014年のル・マン24時間に向け、環境技術を志向した特別枠、“ガレージ♯56”に、ニッサンが進めるゼロエミッションのEVレーシングカーで参戦を目指すと宣言した。

 ニッサン/ニスモは、2012年からスタートしたル・マン24時間参戦の特別枠、ガレージ♯56に、直噴ターボと特徴的な形状をもつニッサン-デルタウイングを投入。リタイアに終わったものの、世界中で大きな話題となった。

 そんなガレージ♯56に向けてニッサン/ニスモは、14年にル・マン24時間に復帰すると宣言。ゼロエミッション・テクノロジーを用いた革新的コンセプトのEVレーシングカーを投入、新しいパワートレインをテストするとともに、最新のテクノロジーを用いたレーシングカーのACOフランス西部自動車連盟、FIA国際自動車連盟へのデータ提供という目的があるという。

 ゴーン社長は、「この発表ができることを嬉しく思う。ル・マンへの復帰は市販車とレーシングカーの両方にとって、最も厳しい環境下での実験の場への復帰となるだろう」と語る。

 ニッサン/ニスモは、今季もLMP2クラスで多数のチームにエンジンを供給している。

本日のレースクイーン

風間そらかざまそら
2025年 / スーパーGT
アクアテック アンバサダー
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

  • auto sport

    auto sport 2025年7月号 No.1609

    【特集】LE MANS 2025
    “史上最混戦”の俊足耐久プロト頂上決定戦

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円