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F1ニュース

投稿日: 2010.12.28 00:00
更新日: 2018.02.16 00:19

ハミルトン「プライベートな問題が戦いに影響した」


 マクラーレンのルイス・ハミルトンが、2010年に思ったような結果を出せなかった原因のひとつは、プライベートに問題を抱えて戦いに集中できなかったことだと明かした。

 ハミルトンは何度かミスによってポイントを取りこぼし、最終的にはランキング4位で2010年シーズンを終えた。彼は具体的な内容は明らかにしていないものの、プライベートで問題を抱え、それが影響したと述べている。

「いろいろな物事の成り行き、つまりプライベートの生活が今までほどスムーズではなく、満足いかない状態だった」とハミルトンがBBC Radio Oneでコメントしたと、The Telegraphが伝えた。
「僕は自分を取り巻くさまざまなことに対処しなければならない」
「サーキットに行って走るだけじゃない。自分の状況、感情の起伏、周囲の人々――家族や友人――、彼らのために割ける時間や彼らとの関係といった問題もある」
「こういった要素の一部がうまくいかなくなり、パズルのピースがあるべきところに収まらなくなれば、生活の他の面でうまくやることもとても難しくなる。生活の中で重要なのは、こういったパズルのピースをすべてあるべき場所に収めることだと思う」

 ハミルトンは2010年シーズン前に、それまでマネージャーだった父アンソニーのマネジメントから外れており、これが彼にとって問題になったとの推測もなされている。恋人のニコール・シャージンガーさんとは今年初めに破局を発表したものの、その後復縁し、現在交際は順調だといわれている。

 ハミルトンは2011年にはもっとリラックスできる環境に身を置きたいと考えており、そうすれば「自分の仕事に集中できる。たぶんこれまで以上に」と述べている。
「今の僕のプランは、すべてを円滑にし、来年は心を100%クリアにし、精神的に外部から邪魔が入らないようにすることだ」