今年、父アンソニーのマネージメントから外れたマクラーレンのルイス・ハミルトンは、新しいマネージャーを探すのを急いではいないと述べている。しかしチームプリンシパルのマーティン・ウィットマーシュは、F1を理解しているマネージャーがいた方がいいという考えでいる。
デイビッド・クルサードは、自分の仕事に集中できるようにできるだけ早くマネージャーを雇えとアドバイスしているが、ハミルトンは現状に満足しており、急いで父親の後任を探すつもりはないと語っている。
「しばらくはこのままでいくよ。困ってないからね。大きな問題だし、今は周囲に大勢優秀な人たちがいてくれるから、急ぐ必要はない」とハミルトンはデイリー・メール紙にコメントしている。
しかし、マクラーレンのボスであるウィットマーシュは、ハミルトンはF1のことをよく知っている外部の人物をマネージャーとして雇った方がいいと考えている。
「ロン(・デニス)はまた違う考え方をしているけれど、私はマクラーレンがルイスのマネージメントを行うべきではないと思う」とウィットマーシュは、デイリー・テレグラフのインタビューで語った。
「彼は、公正な判断ができる、外部の人間をマネージャーとして雇うべきだ。彼は(マクラーレンと)長期契約を結んでいるので、それほど急ぐべきことではないけれど、心を開いてつきあえる、賢い相談相手がいるのはいいことだ」
「私個人の意見では、国際的な大企業と契約して担当マネージャーを派遣してもらうより、F1をよく知っている人物と契約する方がいいと思う。でももちろんこれはルイスが自分で決めることだ」
これまで、ハミルトンのマネージャー候補には、ミカ・ハッキネンとディディエ・コットン、BBC F1コメンテーターのマーティン・ブランドルの名前が挙がっている。