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F1ニュース

投稿日: 2015.07.26 00:00
更新日: 2018.02.17 09:25

ホンダ密着:相次いだトラブル、裏切られた期待


「今回はパワーユニットも含めたクルマのセットアップが土曜日の午前中まで非常にうまくいっていたので、予選に向けた期待も大きかった」と、ホンダの新井康久総責任者は言う。

 予選前に行われたフリー走行3回目では、フェルナンド・アロンソが8番手のタイムをマーク。順位だけではなく、実際マシンの状態は良かった。今回マクラーレンは新しいフロントウイングとタイトになったボディワークを持ち込んでいる。「ガードレールのないモナコ」と呼ばれるハンガロリンクは、ダウンフォースの有無がラップタイムに大きく影響する。特にコーナーが連続するセクター2ではフロントのダウンフォースが重要となり、マクラーレンが投入した新しいフロントウイングは大きな武器となったはずだ。

 ところが予選に入ってから、問題が発生する。ジェンソン・バトンはQ1で1回目のアタックを終えた時点で7番手のタイムを出していた。だが、この時点で14人のドライバーがミディアムタイヤを履いていたため順位は大きく変動する可能性があった。そこでバトンは2セット目のソフトタイヤを履いて、2回目のアタックに出る。このときバトンはエンジニアからの指示でステアリングのスイッチを操作。それによって、バトンは2回目のアタックで回生エネルギーのパワーを得られなかった。


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