更新日: 2018.02.16 14:29
マクラーレン、今季F1は大接戦と予想
マクラーレンのスポーティングディレクター、サム・マイケルが、シーズンオフテストを終えた後、今シーズンのF1は非常に接戦になると予想した。
バルセロナでの最終テストは、前半2日が雨に見舞われ、後半2日はドライコンディションの下で行われた。
初日、マクラーレンのセルジオ・ペレスは1分26秒538で5番手、2日目はバトンが1分23秒181で2番手だった。3日目にペレスは1分22秒694の8番手タイムで自身のテストを締めくくり、最終日はバトンが担当、122周を走りこみ、1分21秒444で3番手につけた。
テストの全日程を終え、マイケルは次のように総括している。
「5000km以上を走破し、ドライとウエット、両方のコンディションで走り、MP4-28Aから大量のデータを集めることができた」
「冬季テストのうち多くの時間を、システムチェックに関する入念な作業や、デザインとコース上の結果に堅実な相関関係が見られるかの確認に費やした。これは現在のF1ではサーキットテストの機会が非常に限られているため、より重要だ」
「テストプログラムのために努力してきた全員に心から感謝する。2週間後の開幕戦が非常に楽しみだ。ラップタイムから見て、今シーズンはかなり接戦になると思う」
バルセロナの4日間総合のトップタイムはメルセデスのニコ・ロズベルグが記録し、トップ4をメルセデスとフェラーリが占め、バトンは5番手だった。しかしロズベルグは、ライバルたちはまだ実力を見せていないと慎重な見方を示し、特にレッドブル・レーシングを警戒している。