シーズンオフ最後のF1合同テスト最終日、総合トップタイムをマークしたニコ・ロズベルグは、メルセデスが前進したのは確かだが、ライバルたちはまだ実力を見せておらず、序列は分からないと語った。
バルセロナで行われた最終テストでドライコンディションだった後半2日は、ルイス・ハミルトンとロズベルグがそれぞれトップタイムを出し、メルセデスの速さが大きな注目を集めた。
しかしロズベルグは、メルセデスは前進したが他チームとの力関係はまだ分からないと、慎重な発言をしている。
「僕らチームは去年よりも確実に前進した。それは確かだと思う」とロズベルグ。
「(去年と比較すると)かなりいい状態だ。コミュニケーション、体制などすべてが前よりさらにうまく機能している」
「(でも)ペースについては慎重にとらえなければならない」
「ライバルたちが最大限の力を見せてなどいないことは分かっている(開幕戦の)メルボルンで分かるだろう」
「特にレッドブルについては全く予想できない」
W04のフィーリングが昨年型よりいいのは確かだとロズベルグは認めた。
「チームはとてもいいマシンバランスを実現してくれた。だからこの冬は最初の周回から走りやすかった」