シーズン前テストの全日程を終了し、フェラーリのテクニカルディレクター、パット・フライは、昨年まで悩まされてきた風洞テストと実際の走行テストにおける不一致の問題は今年は見られていないと語った。

 フェラーリは近年風洞の問題によってマシン開発をうまく進められなかったため、自社風洞の作業を停止して問題解決にあたり、2013年型マシンの風洞作業はすべてケルンのトヨタの施設で行うことを決めた。

 フライは、その効果が表れ、新たに持ち込んだパーツが予想どおりの性能を見せていると語った。

「テスト期間中には、(他チームのことは気にせず)自分自身のプログラムに専念してきた。速いマシンはいくつかあるが、我々はF138の開発のための作業に気持ちを集中させてきた」とフライ。
「特に今回の最終テストには新しいパーツを持ち込み、そのデータの収集に没頭した」
「よかったのは、風洞とCFDによる空力シミュレーションによって、コース上で望んでいたような結果が得られたことだ。100パーセントの一致はあり得ないが、新しいパーツを導入する上で心強い兆候だ。我々は(開幕戦)メルボルンからの数戦に新しいパーツを持ち込む予定だ」

 金曜にアロンソは、開発作業に多少遅れがあり、いくつかのパーツは開幕戦の金曜に初めてテストをすると述べている。

 バルセロナでのF1合同テスト最終日を担当したアロンソは、ドライコンディションの下で120周を走破、1分20秒494のタイムで4日間総合の2番手となった。

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