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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2013.01.28 00:00
更新日: 2018.02.16 13:52

マツダ6 GX、エンジントラブルで苦いデビュー戦に


 26日〜27日に開催された第51回デイトナ24時間レースで、3台が参戦したマツダ6グランダムGXだが、序盤に相次いでエンジントラブルが発生し、ほろ苦いデビュー戦となった。

 このマツダ6グランダムGXは、パイプフレームのシャシーにマツダ6(日本名アテンザ)のボディをかぶせ、量産エンジンベースのSKYACTIV-Dクリーンディーゼルを搭載したマシン。今季からグランダムに新設されたグリーンエネルギー車のためのクラス、GXクラスに参戦する。

 デイトナでの公式テストでシェイクダウン、その後ホームステッドでテストを行った3台のマツダ6グランダムGXだったが、開発期間の短さか、無事に予選を通過したもののレーススタート後数時間のうちにトラブルが。70号車スピードソース、25号車フリーダム・オートスポーツはエンジン内部にトラブルが発生。

 また、00号車ビジット・フロリダもエンジンリヤ側のメインオイルシールを破損。エンジンのベンチテストでは発生していないトラブルが起きた形で、00号車が33周で、25号車が45周で、70号車が51周でリタイアを喫した。

 北米マツダのモータースポーツダイレクター、ジョン・ドゥーナンはマツダモータースポーツの情報サイト、MZ Racing(http://www.mzracing.jp)に対し、「モーターレーシングは常に、新商品の発売と同様にチャレンジだ。特にアメリカで最もプレミアな24時間レースにニューモデルを投入することは、ことのほか大きなチャレンジと言えるだろう」と語っている。