グランダム・シリーズの今季開幕戦、第51回ロレックス・デイトナ24時間は26日〜27日に決勝レースが行われ、チップ・ガナッシのチャーリー・キンボール/ファン-パブロ・モントーヤ/スコット・プルーエット/メモ・ロジャス組01号車BMWライリーが優勝を飾った。

 24日に行われた予選では、01号車BMWライリーがポールポジションを獲得。同じチップ・ガナッシの02号車が2番手につけ、フロントロウを独占した。迎えた決勝では、プルーエット駆る01号車と、スコット・ディクソン駆る02号車が序盤をリード。マイケル・シャンク・レーシングの6号車フォード・ライリーが続いた。

 深夜には深い霧が発生し、セーフティカーランとなる中、02号車と6号車は遅れを喫することに。一方で01号車はリードをキープするが、インディカー王者のライアン-ハンター・レイが乗り込むウェイン・テイラー・レーシングの10号車コルベットDPが2番手に浮上、リードラップに5台が続く接戦模様は変わらず、レースは終盤戦を迎えた。

 残り1時間近くとなったところで、モントーヤ駆る01号車BMWライリー、そして10号車コルベットDP、さらにマイケル・シャンク・レーシングの60号車フォード・ライリーが一団となってトップを争う大接戦に。そんな中、60号車フォード・ライリーは2番手に浮上するも、接触を喫し遅れてしまう。最後は01号車BMWライリー、10号車コルベットDPの争いとなった。

 追いすがる10号車コルベットDPを突き放したモントーヤは、20秒のリードを築いたところで最後の給油のためにスプラッシュを敢行。トップを守りきることに成功し、01号車BMWライリーが接戦を制し、この10年間でチップ・ガナッシは5勝目を達成した。

 GTクラスは、アウディのセミワークス格で、フェリペ・アルベケルク/オリバー・ジャービス/エドアルド・モルタラ/ディオン・フォン・モルトケという強豪ドライバーを揃えた24号車アウディR8グランダムが優勝。52号車アウディR8グランダムが続き、フェラーリ勢を退けアウディが初のデイトナ優勝をワンツーで飾った。

 今季から新設されたグリーンエネルギー車のためのクラス、GXクラスに3台が参戦したマツダ6グランダムGXはエンジン関連のトラブルが相次ぎ、00号車が33周で、25号車が45周で、70号車が51周でリタイア。開発期間が短かったとは言え、ほろ苦いデビュー戦となった。

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