26日、静岡県の富士スピードウェイで2014年のスーパーGT300クラスドライバーズチャンピオンチームであるGOODSMILE RACING&Team UKYOのグッドスマイル 初音ミク SLSがシェイクダウンを行った。

 昨年、谷口信輝/片岡龍也組がGT300クラスのドライバーズチャンピオンを獲得したGOODSMILE RACING&Team UKYOは2015年に向けて、“勝つための選択”としてBMW Z4 GT3からメルセデスベンツSLS AMG GT3にマシンをスイッチした。

 すでに2月のワンダーフェスティバル[冬]でカラーリングはお披露目されているが、この時は「借り物」のマシンにカラーが施された状態。日本に届いた“本番用”のシャシーナンバー150のSLSは、19日に通関した後、そのまま新たにブラッシュアップされたカラーリングが施され、シェイクダウンを迎えた。

 ただ、この日の富士スピードウェイは雨模様。インターミディエイトタイヤを装着したグッドスマイル 初音ミク SLSは、片岡龍也のドライブで9時30分からのスポーツ走行でコースイン。まずは1周のチェック走行を行った。

 ピットに戻り各部をチェックした後、すぐにコースに戻ったグッドスマイル 初音ミク SLSは、いきなり5周ほどの連続周回を敢行。“買ってすぐに走れる”GT3カーならではの性能をみせた。

 ドライブした片岡は以前にもスーパー耐久でSLSをドライブした経験があるが、ひさびさのドライブにも「前に乗っていた時とビックリするくらい印象が変わらなくて(笑)。品質の高さを感じますね。シェイクダウンですけど、初めて乗った感じがしないです」と違和感なく乗れた様子。

 最初の30分の走行ではそこまで雨はひどくなかったが、2本目からはかなり大粒の雨になり、レインタイヤに交換。「途中から雨がひどくてなかなかクルマの評価までできませんでしたが、雨が少ない時のフィーリングは良かった。いい感触を得られているので、次のメーカーテストが楽しみですね」とトラブルもなく、15周ほどをこなして午前の走行を終えた。

 走行の合間には、平日の午前ながら富士スピードウェイに集まった20人ほどのファンをピットに招き入れ、待望のニューマシンをお披露目するなど、GOODSMILE RACING&Team UKYOらしい配慮も。走行を見守った安藝貴範代表はじめ、チームも初走行から手応えを掴んでいる様子だった。

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