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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.03.27 00:00
更新日: 2018.02.17 06:54

ライバルも注目。進化続けるGT300マザーシャシー


 今季、スーパーGT300クラスで注目の存在となっているのが、GTアソシエイションが中心となって導入されたGT300マザーシャシー。今季4チームが使用することになるが、ライバル勢も注目する面白い存在となりそうだ。

 GT300マザーシャシーは、『日本のものづくり』を育てていくためにGTアソシエイションが中心となり進めてきたプロジェクト。安価な専用モノコックと、GTAが独自に販売する4.5リッター自然吸気V8エンジン、6速パドルシフト式ミッション、トリプルプレートクラッチ等が組み合わされている。

●ドライバーの感想は「面白いマシン」
 すでに昨年のタイ戦でプロトタイプがデビューを飾り、そのまま現地に残った車両は、タイのレースで大嶋和也の手によりFIA-GT3カーを打ち破り優勝。高いポテンシャルを示した。今季のGT300クラスには、その車両を再び日本に導入したTEAM UPGARAGE with BANDOH、復活を果たすVivaC Team TSUCHIYA、チームマッハ、そして独自のミッドシップレイアウトとボディを開発したカーズ東海のロータスSGT-EVORAの4台が参戦する。

 このうち、最も早くシェイクダウンを行ったのは、カーズ東海のSGT-EVORAとVivaC 86 MCの2台。3月2日に富士で初走行を行い、各部をチェック。その後SGT-EVORAは鈴鹿でのメーカーテストに参加したが、ここでパフォーマンスを見せ始めるものの、1日目、2日目とクラッシュ。その影響で開幕までテストができない状況となってしまった。