3月23日から、富士スピードウェイで開催されているメーカー合同テスト。34台がエントリーしたテストだが、2日目の富士からいくつかトピックをお届けしよう。
●GT-Rの富士仕様エアロに接近
ピットロード解放の際に、ピット前に置かれていたニッサンGT-RニスモGT500のロードラッグ仕様のフリックボックスを接写してみた。実際に生で見てみると形状を説明できるのだが、やはり写真で撮るとどうにもカモフラージュ模様により、うまく形状をお伝えすることができない。
世界中で新車のテスト等で使用されているカモフラージュ模様だが、その効果は絶大かも!? ちなみに、GT-Rの中でもリップスポイラー側に整流板がある車両とない車両がいたのは興味深いところだ。
●2日間とも大盛況。多くのファンがテストを楽しむ
今回のスーパーGT富士メーカーテストは、入場料でテストを楽しむことが可能だった。先日の岡山国際サーキットでの公式テストも多くのファンが訪れていたが、今回は平日にも関わらず2日間とも非常に多くのファンが富士を訪れた。
今回はイベントという訳ではないため(岡山公式テストはファン感謝デーも兼ねていた)観客数のカウントはしていないとのことだが、数千人は入っていたのは間違いなさそうだ。
●新旧ミク号揃い踏み。富士からニコ生実施
今季、メルセデスベンツSLS AMG GT3にスイッチしたGOODSMILE RACING & Team UKYO。ハチマキがこの日の午後は「前のくるま止まりなさい。」に変更される等、相変わらず話題を提供してくれているが、この日はテスト終了後、現場からニコニコ生放送を行った。
これは昨年チャンピオンを獲得したグッドスマイル 初音ミク Z4を富士に持ち込み、2台を揃え、初音ミクを“移す”という主旨のもの。その実体は「単純に並べたかった(安藝貴範代表)」ということだが、富士の42番ピットからはニコニコ生放送も行われ、現地を訪れたファンが見守る中、ドライバーたちがBWM Z4 GT3についてトークを展開した。
ニコ生では、2台のマシン解説等も行われ、ファンのみならず興味深い内容に。最後はファン向けに撮影会も行われ、間近で2台を写真に収めていた。