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F1ニュース

投稿日: 2013.12.17 00:00
更新日: 2018.02.16 20:44

ロン・デニス「勝つためならアロンソ復帰も認める」


 マクラーレンのフェルナンド・アロンソ獲得における大きな障害とみられているロン・デニスが、アロンソとの契約が勝利に結びつくのであれば反対しないと語った。

 アロンソは2016年末までフェラーリとの契約を有しているが、マシンパフォーマンスが思うように向上しないなかで不満を表したアロンソとチームの関係が今年悪化したと考えられている。
 今季不調に苦しんだマクラーレンのチームプリンシパル、マーティン・ウィットマーシュはアロンソ獲得に動き、来年の契約は断念したものの、ホンダと提携する2015年からの契約は諦めていないといわれている。

 ウィットマーシュは、スペイン マドリードで今月スタートした「フェルナンド・アロンソ・コレクション」のオープニングセレモニーに出席し、BBCによると、話題の中心はアロンソ展に関するものではあったがアロンソと話し合いの場を持ち「非常にいい関係を享受した」とマクラーレンのスポークスマンが述べたということだ。

 2007年にマクラーレンに所属したアロンソが復帰する上でひとつの障害となるのは、当時のチームプリンシパル、ロン・デニスの存在だ。デニスとアロンソの関係が悪かったことはよく知られており、それによってアロンソは複数年契約を切り上げてわずか1年でマクラーレンを離脱した。

 すでにF1チームのボスの座からは離れ、現在マクラーレングループのエグゼクティブチェアマンであるロン・デニスだが、マクラーレンの立て直しを強く望んでおり、所有株式の買い増しを行って筆頭株主になり、再びF1チームの指揮をとることを考えているのではないかとの報道が今月なされた。

 デニスがF1チームに復帰すればアロンソ復帰の可能性はなくなるとみられているが、デニス自身がその見方を否定したとBBCが伝えた。


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