フェルナンド・アロンソが自らのレーシングキャリアにまつわるさまざまなものを展示する「フェルナンド・アロンソ・コレクション」を開催、そのオープニングセレモニーにこれまで所属した4つのF1チームのボスが出席した。
2013年12月3日から2014年5月4日までスペイン マドリードで「フェルナンド・アロンソ・コレクション」が開催される。
ここには彼がこれまで乗ったマシン、獲得したトロフィー、メモラビリアなど、アロンソのキャリアを示すさまざまな貴重な品々が飾られる。
2日、オープニングセレモニーが行われ、F1キャリアの中で彼が所属したチームの代表、ジャンカルロ・ミナルディ(ミナルディ)、フラビオ・ブリアトーレ(ルノー)、マーティン・ウィットマーシュ(マクラーレン)、ステファノ・ドメニカリ(フェラーリ)が出席した。
また、親しい間柄であるカルロス・サインツ、ペドロ・デ・ラ・ロサ、サンタンデール銀行会長のエミリオ・ボティン、マドリードの政治家イグナシオ・ゴンザレス、さらにアロンソの家族、友人たちも訪れた。
展示コーナーは6つのテーマ別に分かれており、アロンソが乗ったF1マシンやジュニアフォーミュラのマシン、キャリアを振り返るオーディオビジュアル、F1のテクノロジーに関する紹介などが楽しめる。
「家族、マドリード・コミュニティ、僕のキャリアの中でそばにいてくれたすべての人々、ここに来てくれた方々に感謝したい」とアロンソ。
「この展示が可能になったのは家族のおかげだ。なにより、家族が僕にこのスポーツへの愛を教えてくれたのだし、ここにある品々のほとんどが彼らのおかげで今日展示されるに至った」
「何年もの間、父はたくさんのものを保管していてくれた。本当に信じられないようなことだ。ヘルメット、グローブ、スーツといったものは捨ててしまいがちだけど、たくさんの箱がガレージの中に置かれていた意味を、僕は今になって理解した。当時は重要でないものが、時を経た今、意味を備えているのだ」
「ここに来る人たちがモータースポーツに関するあらゆる要素を堪能できるよう願っている。F1でチャンピオンシップを勝ち取った時の2台のマシン、タイトルを獲得した時のカート、僕が7歳、9歳、10歳の時の家族との写真……。こういったものを目にすることで、僕が愛するスポーツに人々が少しでも親近感を抱いてくれればと思う」