更新日: 2018.02.23 14:30
伊沢拓也、シビックでWTCC鈴鹿に参戦決定!
ホンダは2日、9月22日に決勝レースが行われるWTCC世界ツーリングカー選手権第10ラウンドの鈴鹿に、スーパーGTやスーパーフォーミュラで活躍する伊沢拓也がスポット参戦すると発表した。
2012年の鈴鹿ラウンドからヨーロッパで発売されている5ドアのシビックをベースに作り上げたホンダ・シビックWTCCで参戦を開始したホンダ。ワークスのホンダ・チームJASによって今季はガブリエル・タルキーニ、ティアゴ・モンテイロの2台が、プライベートチームのゼンゴ・モータースポーツからノルベルト・ミケリスが参戦している。
日本メーカーのWTCCワークス参戦ということもあり、プロジェクトを率いる堀内大資プロジェクトリーダーは、オートスポーツwebに対し「将来的にマシンを増やしたい希望はあります。日本人の参戦も検討したい」と3月の時点で語っていたが、その日本人ドライバーの参戦が、鈴鹿で実現することになった。
鈴鹿でワークスのホンダ・チームJASからスポット参戦することが決まったのは、現在スーパーGTでRAYBRIG HSV-010を駆りランキング首位、スーパーフォーミュラでも開幕戦を制し、現在ランキング3位につける伊沢拓也だ。実は昨年、伊沢はポルトガルでシビックWTCCのテストに参加しているという。
「WTCCという大舞台で、ドライブするチャンスを与えてくれたホンダをはじめ、関係者の皆様に大変感謝しています。昨年ポルトガルで行われたテストに参加しましたが、非常にプロフェッショナルなスタッフが揃っていて、今回の参戦においても、大変心強い味方になってくれると思います」と伊沢は参戦に向け意気込みを語った。