日本フォーミュラスリー協会は10月9日、WEC世界耐久選手権第6戦富士と併催となる全日本F3最終ラウンドのエントリーリストを発表したが、このラウンドに今季スーパーGT500クラスでREITO MOLA GT-Rをドライブする関口雄飛が参戦することが明らかにされた。
今季は関口はスーパーGTに参戦する一方、オランダのザントフールトで開催されたマスターズ・オブF3、そして11月のF3マカオグランプリにミュッケ・モータースポーツとユーロ・ノヴァとのコラボチームから参戦する。
そんな関口は2011年に全日本F3のチャンピオンを獲得しているが、その際に所属していたB-MAX ENGINEERINGから、再びWEC併催の全日本F3最終戦にスポット参戦することになった。関口はダラーラF312/トヨタ1AZ-FEというパッケージの45号車をドライブする。
B-MAX ENGINEERINGは今回の富士戦に関口と千代勝正、F3-Nクラスで吉田基良とDRAGONを走らせるため、4台という大所帯となる。関口のパッケージは、今季王者を獲得した中山雄一(PETRONAS TOM'S F312)と同じものになる。今シーズンは全レースでPETRONAS TOM'S勢が優勝を飾っているが、関口がこの連勝記録を止める存在となるのか、注目したいところだ。