全日本F3選手権第12戦はツインリンクもてぎで20周の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートしたケイ・コッツォリーノ(TODA FIGHTEX)が念願の初優勝を飾った。2位は国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)、3位は安田裕信(ThreeBond)となった。

 心配された雨も降らず、ドライコンディションの下迎えた全日本F3第12戦。フォーメーションラップでは、なんとNクラストップスタートの関口雄飛(EBBRO AIM F307)がスタートできず、ピットスタートになってしまう波乱があった。

 迎えたスタートでは、ポールスタートのコッツォリーノが好スタートを決め、国本が続く。さらに、4番手スタートの安田がインからジャンプアップし3番手に浮上。井口卓人(PETRONAS TOM'S F308)、マーカス・エリクソン(PETRONAS TOM'S F308)のトムス勢を抑える展開となった。

 中盤以降、コッツォリーノは後続との差を広げ独走態勢を築く。一方、国本を先頭に安田、井口、エリクソンの4台が一団となり走行を続ける。一方のNクラスでは、トップを走る山本尚貴(HFDP)の後方でアレキサンドレ・インペラトーリ(ACHIVEMENT by KCMG)と佐藤公哉(NDDP EBBRO)が2番手を争うバトルを展開。クラス3番手スタートだった小林崇志(HFDP)はスタートで遅れ、さらに野呂立(CMSワコーズF306)と接触、大きく遅れる展開となった。

 レースはコッツォリーノがそのまま逃げ切りチェッカー! 念願の初優勝を遂げることとなった。2位は国本、3位は安田がトムス勢を抑えきり表彰台獲得となった。Nクラスは、山本がもてぎで連勝。インペラトーリが佐藤を抑え、2位でチェッカーを受けた。

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