全日本F3選手権 第12戦 決勝上位ドライバーコメント

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■優勝:松下 信治
(HFDP RACING/Car.No7/HFDP RACING F312/ホンダ MF204D)
「今日のレースは18周ということで、それほどタイヤに気を遣わなかったのですが、後半勝田選手を引き離すことが出来ませんでした。今日は勝てたものの、明日はもう少し長いレースですし2番手スタートですから、そのあたりを課題にして挑みたいと思います。今大会は僅差のタイトル争いという状況で迎えたのですが、これまで自分たちの戦力としてはトップレベルにある中で、なかなか結果につなげられないレースも多かったものの、やっと終盤に来て落ち着いて戦えているというか、今日も落ち着いてレース出来ていたと思います。タイトル争いは残る3戦ですし、ミスは絶対出来ないという思いで走っていました。今日勝ったことで少しポイント差を拡大出来た訳ですが、明日もっと差を拡げられるように頑張ります」

■2位:勝田 貴元
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No1/PETRONAS TOM'S F312/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「決勝はスタートを決めて前に出て、主導権を握っていきたかったのですが、ちょっと路面が良くなくて、みんな一緒でしょうけれど、ホイールスピン気味になってうまくもいかず2番手でオープニングラップを終えました。SPと最終コーナーに関しては少し自信があったので、そこでできるだけ詰めて1コーナーで勝負しようという考えがあったのですが、うまくけん制されて抑えられてしまいました。競り合えるパフォーマンスがあった分、余計に悔しいレースになってしまいましたね。前に出ればもうちょっとペースが良かったのかなと感じたので、明日に向けて自信になりました。シリーズ終盤ですが、もうポイントのことは考えずレース1戦ごとにフルポイントで勝てるようにしていこうと。トップとの差は広がりましたけど、これだけみんな拮抗して混戦なので、まだ何があるか分かりませんが、残り3戦全部勝てるように頑張りたいです」

■3位:清原 章太
(TODA RACING/Car.No2/TODA FIGHTEX/TODA TR-F301)
「スタートでひとつポジションを上げて、そこから追いかける形になったのですが、やっぱり前のふたりのペースの方が速くて。レースでは後ろの高星選手の方がペースが落ちていったので、結果的に僕が単独での3位という形でレースを終えることができました。18周のうち、途中でSCが入って、まともに走ったのは15周ぐらいなのに、けっこう上位陣に離されてしまったので、明日は5番手スタートですが離されないように、むしろ僕がスタートからガンガン攻めていきたいと思います。ようやく今年の初表彰台ということですが、今年はチームを移籍し、開幕戦では秒単位で遅かったりもして、序盤苦しんでしまった部分はありました。しかし、チームの皆さんが色々なことを考えてくれているので、本当に今があるというか。チームの皆さんには感謝しています」

■9位(N-1位):山口 大陸 F3-Nクラス
(TAIROKU EXCEED/Car.No28/ TAIROKU EXCEED /TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「初優勝できて、すごく嬉しいです。今回菅生に乗り込んで、最初は良かったんですが、予選が始まってちょっと自分的には納得のいかない箇所がいくつかあって、チームと相談しながら決勝に向けてやっていったんですが……。決勝はスタートがすごくうまく決まって、しかしながらSCが入る荒れたレースになってしまって。それは残念だったんですが、もう自分のペースで思いっきり走って、18周走りきれて、そして優勝できて本当に嬉しいです。やっぱり久保選手、湯澤選手を始めみんな速いので、とにかく自分のペースを乱さないようにペースコントロールをしっかりしながら、自分で自分の手綱を緩めないように走っていました。それが結果に結びついたのだと思います」

■10位(N-2位):湯澤 翔平 F3-Nクラス (KCMG/Car.No19/KCMG F308/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「予選でタイヤをうまく使えなかったので、チームのエンジニアと相談して内圧をどうするかなどいろいろ話をして決勝に臨みました。その結果レース前半の部分からタイムが上がってくるようになったのですが、スタートの失敗と、山口選手、久保選手に追いつくためにスリップストリームにつけたので、ストレートは伸びている反面、コーナーではダウンフォースが抜けてなかなかペースが上がらない状態でした。でも、その中でもうまく走れば追いつけて1コーナーで仕掛けられたのかなとも思うので、次回はしっかりマシンコントロールをうまくできるように改善してやっていきたいと思います。いいデータも今回のテストで手に入りましたし、しっかりとエンジニアさんと話をして明日に向けて準備をしたいと思います」

■11位(N-3位):DRAGON F3-Nクラス
(B-MAX Racing Team/Car.No30/B-MAX with RSS306/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「僕にとっては体力的にも辛いですし、若い人にはついていけないというのがあったんですが、自分の中で完走してきちっとポイントを獲る、ということをテーマにしていたので、最初の混乱をうまく抜けて、なんとか生き残れたのかなぁと思っています。こういうレースもあっていいのかな、と。自分自身の中でも、絶対に生き残ることが第一だと思っていたので、思ったとおりというか予想したとおりになったので良かったです。でも、やはりレースなので、速さというもので勝負できるように、次回に向けて頑張りたいです。正直言って今日、SCが入って楽させてもらった上でのレースでしたが、それでも体力的にはきつい状況でしたから、明日の25周は必死に完走目指して頑張りたいと思います」

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