更新日: 2018.02.17 10:42
初音ミク SLS、不運重なり今季3度目のノーポイント

2015年9月吉日
株式会社グッドスマイルカンパニー
GOODSMILERACING & TeamUKYO レースレポート 6
ピットの混乱に巻き込まれ、SUGO戦はノーポイントに終わる
SUPER GT 第6戦
会期:2015年9月19~20日
場所:スポーツランドSUGO(宮城県)
天候:晴れ
動員:3万6500人(2日間)
予選:10位
決勝:16位
■9月19日(土) 苦しい戦いの予選
今季、思うような流れに乗れずにいるGOODSMILE RACING & TeamUKYO。毎年辛酸をなめさせられているSUGO戦だが、今年こそはと意気込んで望んだ。
予選日(19日)朝の練習走行は片岡選手がドライブし、「1'20.977」を記録する。セッティングを煮詰めつつ走っていたが、途中でコースオフしたマシンの回収もあり赤旗のまま13位で終了した。
予選1回目は谷口選手が担当。トップグループは19秒台を刻んでいるが、谷口選手は「1‘20.247」を出すもなかなか厳しい。順位も徐々に落ちていくが、なんとか12位でギリギリ突破した。
予選2回目は片岡選手。開始直後にコースオフしたマシンがあり、いきなり赤旗中断となるも、赤旗解除後に「1'20.688」を記録した。しかし、上位争いが19秒台なのは変わらず、10位で終わった。この結果、SUGO戦の決勝レースは10番手グリッドからのスタートとなった。
■9月20日(日) ピットアウトできず大幅ロスに……
迎えた決勝レース。これまでも予選順位が悪くとも決勝ではじりじりと順位を上げていっただけに、期待がかかる。スタートはいつもどおり片岡選手が担当。
コース幅が狭く、オーバーテイクポイントの少ないSUGOなので、さすがに1周目から順位の変動はナシ。トップ陣は入れ替わりが激しいが、ミクSLSは10位のままレースが進んでいく。前との差は詰まるが抜くチャンスがないという状況が続き、そろそろピットインかというタイミングでGT500のマシンがクラッシュ。そのままセーフティーカーランになった。