スポーツカート情報局では、オートスポーツ スポーツカートシリーズの東日本、西日本、両シリーズの開幕戦のエントリー状況から平均エントリーコストおよび、ひとり当たりの走行時間を発表した。
これによると、最安は西日本シリーズのGT1シリーズがひとり当たり5750円、最高の数値となった西日本GT2シリーズでもひとり当たり9302円という値となった。
オートスポーツ スポーツカートシリーズはランニングコストの低い4ストロークエンジンを搭載したスポーツカートで参戦するシリーズで、東日本シリーズでは3サーキット転戦の6戦によるシリーズ、西日本では全3戦をひとつのサーキットで行うシリーズ。「週刊オートスポーツ」がシリーズをバックアップ、レースの受付はスポーツカート情報サイト、「スポーツカート情報局」にて行っている。
東日本シリーズの開幕戦は、大井松田カートランドで5月2日に開催、2時間のレースで、自身でカートを持ち込むGT1クラスが2万円、サーキットにて用意されるカートで戦うGT2クラスが3万円でエントリーが可能。
一方の西日本シリーズは5月10日に琵琶湖スポーツランドで3時間レースとして行われる。エントリーフィーはGT1クラスが2万3000円、GT2クラスが4万円となっている。
各レースとも1チーム8人までエントリーが可能だが、それぞれのレース、クラスでの平均エントリー人数は、東日本では2.8人/3.4人(GT1/GT2)、西日本4.0人/4.3人(GT1/GT2)となった。エントリーフィーをこの人数で割ると、ひとり当たりの費用は7143円/8824円(東日本)、5750円/9302円(西日本)となるという。
GT1クラスは自分たちでカートを用意しなければならないが、その分エントリーフィーも安く、6000円弱でレースに参戦が可能。カートを持っていなくてもひとり1万円の出費でF1ドライバー気分を味わえるのだから、週末のレジャーとして十分コストパフォーマンスに優れているといえるだろう。
仮に1チーム8人で参戦する場合の最安エントリーフィーは2500円(2時間レース)、非常に魅力的な価格となっている。
東日本シリーズ開幕戦のエントリー受付の締切は4月25日、西日本シリーズ開幕戦のエントリー締切は5月3日となっている。