スーパーGT500クラスに参戦するLEXUS TEAM SARDは25日、レクサス陣営の活動発表に合わせ今季参戦体制を発表した。チームで2年目を迎える脇阪寿一は、「昨年は1勝しましたが、今年は常に上位争いに加わって、もっと勝利こだわりながら、きっちり結果を出したい」と語っている。
今季、LEXUS TEAM SARDは新たにブリヂストンにタイヤをスイッチするが、ドライバーラインナップは昨年から継続。脇阪寿一と石浦宏明が2シーズン目のコンビを組む。エントラント代表には佐藤勝之が就任、チーム監督は引き続き大澤尚輔が務める。
チームで2年目を迎えることになった寿一は、「昨年は1勝しましたが、今年は常に上位争いに加わって、もっと勝利こだわりながら、きっちり結果を出したいと思います」と語る。
「オフもみっちりと身体を造って準備してきて、セパンでも良い手応えの中でテストができています。新たな発見、新鮮な刺激を受けていられることと、今のこの環境に感謝するとともに、モータースポーツの素晴らしさ、車の楽しさ、面白さを皆様に伝えられるように、また少しでも夢や希望を与えられるように全力で頑張っていきたいと思います」と寿一。
一方チーム3年目、今季はひさびさにブリヂストンを履くことになった石浦は、「昨年以上の成績を目指すのはもちろん、シーズンを通じて多くのポイントを得られるように毎戦上位フィニッシュを果たして、多く表彰台に立ちたいですね」と意気込む。
「ライバル勢の体制変更やコンビ変更で見えない部分はありますが、セパンテストで良い走りができているし、寿一さんと2年目のコンビを組むのも心強いです。開幕がとても楽しみで待ち遠しいですね。期待に応えられる走りを見せ続けた結果、タイトルに手が届けばと思います」
カラーリングは発表されてはいないが、今季もデンソー、神戸製鋼所(KOBELCO)、IA PROJECT、BPジャパン、さらに数社等とパートナーシップを締結。目標へ向けてハード・ソフトとも万全の体制を固めたとしている。