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国内レース他ニュース

投稿日: 2014.10.12 00:00
更新日: 2018.02.17 03:31

松下「まずは『ありがとうございます』と言いたい」


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全日本F3選手権 第14戦 決勝ドライバーコメント

■優勝:勝田 貴元
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No1/PETRONAS TOM'S F312/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「スタートは普通ぐらいでしたが、山下選手のスタートもかなり良くて。でも、ストレートが長い分、スリップストリームに入って横に出て、山下選手とブレーキング競争になってけん制した後、外からトップに立てたという感じでした。トップを走りながらミスしないよう、タイヤもいたわって走ってはいたのですが、だんだん摩耗もしてきて、その中でドライビングの幅が狭い部分が出て、後半のペースダウンにつながったんじゃないかと思います。最後は、どうしても前に出さないという気持ちで走っていて1000分の7秒差で勝てたので、それはギリギリ運もあったのかなと。納得のいくレースというか、自分のすべてを出し切ったレースをするために今回やってきたので、そういう意味では勝てたことはすごく嬉しいですし、レース中もF3をやった2年間のすべてを出し切れたと思います。でも、まだ引き出しが足りないので、そういうところで後半に佐々木選手に詰められたのかな、とも思いますね」

■2位:佐々木 大樹
(B-MAX Racing Team with NDDP/Car.No22/B-MAX NDDP F312/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「スタートは勝田選手と同じぐらいの動き出しでしたが、スリップストリームに入られたのか、最後の伸びで負けてしまって1コーナーでアウトから抜かれてしまったのですが、前半はふたりとも速かったので、自分としては後ろで様子を見ようと思っていました。しばらく後ろを走っていて、ストレートで抜くことは厳しいという状況が分かったので、僕はセクター2が速かったので、そのあたりを想定していましたが、山下選手が1コーナーのインを締めたことで(やや加速が鈍り)、その後すぐ100Rで抜くことができました。後半の速さには自信があるので、タイムを落とさずに何とか追いついていけたのですが、最後は駆け引きというか、仕掛けるタイミングもあって1位にはなれませんでしたね。本当にもう、クルマも速いし、自分として今回は乗れているので、明日は勝ちきるというか、しっかり優勝したいと思います」

■3位:山下 健太
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No36/PETRONAS TOM'S F314/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「スタートはけっこう良く決まって、1台を抜けたので良かったと思いますが、その後は勝田選手と同じぐらいでは走れていたので、最後まで接戦でいければいいな、とは思っていました。しかし、佐々木選手が速いのはミラーで見ていて分かっていたのですが、だんだん自分のペースが落ちてきて、勝田選手とは離れて、後ろから詰め寄られて……。どんどんタイヤが厳しくなって、100Rで普通に抜かれてしまいました。その後はタイヤも消耗してしまって、ひとりで走っていました。タイトルのことは走行中、考えていなかったですね。明日は4番手からのスタートなので、また表彰台に上がれるよう頑張りたいと思います」