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スーパーGTニュース

投稿日: 2013.11.03 00:00
更新日: 2018.02.16 19:49

立川「チャンピオン獲得を諦めかけたこともあった」


 スーパーGT第8戦もてぎで今シーズンGT500のチャンピオンを決めたZENT CERUMO SC430の立川祐路と平手晃平、高木虎之介監督が戴冠の喜びを語った。

GT500クラスチャンピオン:ZENT CERUMO SC430
立川祐路
「とにかくうれしいですね。今シーズンはクルマの調子は悪くはなかったのですが、シーズン中盤でそれを結果にうまく繋げられなくて、0ポイントが続いていたので、正直言ってチャンピオン獲得を諦めかけたこともありました。最後まで何があるかわからないと思って戦ったことがこの結果に結びついたのだと思います。とにかく、今年はチャンピオンを奪還するという強い気持ちを持ち続けて、マシンの開発を進めてきたこともこの結果に繋がっていると思います。今シーズンはSC430の最後の年なので、開発にも関わってきた自分としてはチャンピオンを獲れたことがとてもうれしいです。前半はいつもどおりの感じで、安心して見ていました。バトンを受けてからは17号車との戦いになったのですが、途中から相手のペースが優ってきて、コーナーで並ばれたりもしましたが、後ろでゴールしても大丈夫だとわかっていました。前に行かれはしましたが、最後までなんとか走れて、チャンピオンを獲得することができました」

平手晃平
「僕にとっては、これが4輪レースでの初のチャンピオン獲得になります。こうしてGT500でチャンピオンを獲れたことがものすごくうれしいですし、まだ実感はありませんが、昨シーズンはランキング2位で悔しい思いをしていたので、本当にうれしい気持ちでいっぱいです。今シーズンは中盤に3戦連続でノーポイントとなったりもして、厳しい状況になりましたが、そこからうまく巻き返すことができ、チャンピオンを獲得できたことがうれしいです。今年でSC430が最後になるので、有終の美を飾れたということも良かったですね。レースについては不安要素もなかったわけではなかったのですが、最初の数周を全開で頑張れば、いい形で立川さんにバトンを渡せると思っていました。パッシングもうまくできましたし、僕たちとしてはとにかく17号車よりも前でゴールするということを目標に、最悪でも17号車の真後ろにいればチャンピオンは獲れると考えていました」

高木虎之介監督
「去年チャンピオンを獲れるところまで近づいたのですが、獲ることができなかったので、今年は絶対にチャンピオンを獲るという思いでシーズンに臨みました。今年はとにかくふたりのドライバーが頑張ってくれたと思います。まあ、立川選手が頑張るのは当然として、今年はとにかく平手選手がいい仕事をしてくれました。ドライバーもチームもミスがなかったので、この結果が手に入れられたのだと思います。17号車の真後ろでゴールすればチャンピオンを獲れるということはわかっていたので、後半はあまり無線を入れませんでした。ドライバーも監督も緊張したレースでしたね」


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