JAF GP Fuji Sprint Cup 予選レポート(GT300)

Garaiya予想以上のポジションキープ

第1レース予選 6位(松浦孝亮)
第2レース予選 11位(高木真一)

 来季のレギュレーションに合致しないARTA Garaiyaは、2013年のシリーズに参戦する事が出来ず、今回が最後の走行となってしまう。ドライバー、スタッフはARTA Garaiyaの有終の美を飾るべく、この富士スピードウェイに乗り込んだ。

 午前の走行はマシンバランスの確認とタイヤとのマッチングをチェックした。アンダーステアの症状が出ていたので、微調整をして午後の予選に入っていった。

 第1レースの予選は松浦孝亮。軽々と午前のタイムを塗り替えた松浦は、タイヤを一度冷やすためと、他車との間合いを取るために1周スロー走行を行った後に再度アタックに入った。松浦は午前のタイムから1秒以上上げて6位で予選を終えた。

 第2レースの予選は高木真一。高木は予選前に孝亮と同じタイムを出す自信が無いと言っていたものの、松浦のタイムを更新した。しかし、ベストタイムを出した周にプリウスコーナーで4輪脱輪してしまい、ベストラップが抹消になってしまい、9位から11位になってしまった。

鈴木亜久里監督のコメント
「午前の走行を見ている限りではこの予選の結果は予想外だったね。チームもドライバーもよく頑張ってくれた。まさかこんなにタイムが出ると思ってなかったから本当に嬉しかった。今回でガライヤは最後なので、この好調さを日曜まで続けたいね。」

佐藤エンジニアのコメント
「予選はドライバーがとても頑張ってくれました。午前のフリー走行の結果を考えると、1レース目の予選は予想していたより良い結果で、6位で終える事が出来ました。2レース目の予選は1レース目の予選よりタイムアップはしたのですが、他のチームのタイムの上がり方の方が大きかったので11位で終えました。マシンバランスは非常に良いので、明日はまた頑張ります。」

高木真一選手のコメント
「とにかく西陽が超眩しかったです!感覚掴むのに時間がかかってしまいました。しかし、マシンバランスが格段に向上したので、凄く気持ちよかったです。しかし、アタックの周回に他車に引っかかってしまったので、もう少しタイムアップ出来たと思っています。今日はガライヤのポテンシャルを出し切れたのでは無いかと思います。」

松浦孝亮選手のコメント
「来季はガライヤで走る事ができないのでこのレースで最後になってしまいますが、僕たちはガライヤに対する想いが凄く沢山あるので、なんとか良い結果で終わりたいと思って富士に入りました。今日の予選はガライヤの力を目一杯引き出せたと思っています。ポジションは6位で傍から見ればそれほど良いポジションには見せないかも知れませんが、僕たちにとってみれば最高のパフォーマンスで走りきれたと思っていますし、嬉しかったです。明日の決勝は雨の予報ですが、ブリヂストンがまた良いタイヤを用意してくれると思うので、ガライヤを何とか表彰台に持っていきたいです。」

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