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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.09.15 00:00
更新日: 2018.02.17 10:22

17年からのLMP2エンジンはギブソンのワンメイクに


 2017年から導入される新たなLMP2規定でのワンメイクエンジンサプライヤーとして、英レーシングコンストラクターのギブソン・テクノロジーが選出された。

 コストキャップ制のもと、多数のプライベーターが参戦しているプロトタイプカテゴリーのLMP2では、2017年から新たなレギュレーションが導入される。現行規定では、ニッサンやHPD、ジャッドなどがエンジンを供給しているが、新規定ではワンメイク(北米を除く)となることがすでに発表されていた。

 今回、17年からのLMP2エンジンサプライヤーとして選出されたギブソンは、ザイテック・エンジニアリングが昨年9月に改称する形で誕生。現在も、ギブソン015Sシャシーを供給しているほか、LMP2クラスで最大のシェアを誇るニッサンVK45DEエンジンの供給とサポートを担当している。

 ギブソンは17年より、現在よりも低いランニングコストを実現しながらも600馬力(現在は450馬力)を発生する4リッターV8自然吸気エンジンを、WEC世界耐久選手権とヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)に供給することになる。エンジンの技術的な詳細は、後日発表となる。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています