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スーパーGTニュース

投稿日: 2010.08.10 00:00
更新日: 2018.02.15 21:38

2012年からGT500もベース車両に4ドア車が可能に


 9日、JAFモータースポーツニュースの中で公開された2012年グランドツーリングカー500(JAF-GT500)車両規定の中で、第1条『車両』の条文が改正され、新たに4ドア車両をGT500車両のベース車として使用することが可能になった。\r\n\r\n この条文は、2012年グランドツーリングカー500(JAF-GT500)車両規定の第1条1.1)“定義”の中に記載されているもので、これまでは「グランドツーリングカー500。最少2座席を有し、車両の片側面にそれぞれ1枚の乗降用ドアを有する自動車。」と定義されていたものが、「グランドツーリングカー500。最少2座席を有し、車両の片側面にそれぞれ1枚以上の乗降用ドアを有する自動車。」と改められた。\r\n\r\n つまり、マシンの片面に2枚以上のドアがある車両をベース車とすることが可能となり、4ドア車両も参加可能ということになる。第3条には「(ベース車が)FF車両の場合、車体形状を前後方向ならびに上下方向に所定の範囲内で変更させ、それをJAFに登録することによって、基本車両の諸元寸法ならびに外面形状とみなすことができる」という条文も加えられており、FFの4ドア車もGT500へ流用可能ということになる。\r\n\r\n 折しも昨年からDTM、スーパーGT、米グランダムの間で車両技術規則統一に向けた交渉がスタートしているが、もしGT500に4ドア車両が出現した場合、かなりDTMに似たイメージになることが予想される。