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F1ニュース

投稿日: 2009.07.06 00:00
更新日: 2018.02.15 13:57

BMWザウバー、ドイツGPに改良型ディフューザーを導入


 BMWザウバーは、今週末ニュルブルクリンクで開催されるホームグランプリに、ダブルデッカー・ディフューザーの改良型およびさまざまなメカニカルアップデートを持ち込み、“チーム初めての挫折”から抜け出そうとしている。

「ドイツGPを前にして、我々はここまでのシーズンに満足してはいない」とBMWモータースポーツディレクター、マリオ・タイセンはチームのリリースにおいてコメントしている。
「3年間順調に過ごしてきた後に、我々のチームはこのところ初めての挫折を経験している。しかし我々はこれを乗り越えるだろう。チームが創設されて以来、絶え間なく前進してきたミュンヘンとヒンウィルのチームは今も健在だ。我々は再び前進し始める決意を固めており、今後調子が上向いていくだろうと期待している。テストができない中で挽回を果たすのは簡単なことではないが、それを実現することを目指している。我々は(ニュルブルクリンクが位置する)アイフェルの山に、メカニカル上の一連の改良を持ち込み、ダブルデッカー・ディフューザーのさらなる開発版も導入する」
「我々はニュルブルクリンクには親しみを感じている。BMWのすべてのシリーズがノルドシュライフェコースでテストされているし、BMWはアイフェルのコースにおいてツーリングカーレースで何度か素晴らしい成功を収めた経験を持つ。BMW社はここにドライバートレーニングの拠点を置き、ノルドシュライフェにはBMWラウンジとBMWリンク・タクシーもある。さらにスタート/フィニッシュストレートの新たなグランドスタンドには、“BMW Mパワー・トリビューン”として名前が使用されている」