スーパー耐久シリーズ2014 第5戦
10/25・26 鈴鹿サーキット
ST5クラス
ゼッケン:99
車名:BRP★J‘S RACINGフィット3
ドライバー:奥村浩一/梅本淳一/大野尊久

決勝:クラス3位

 第5戦の鈴鹿サーキットは近年恒例となったWTCCとの併催イベント。今回のレースは予選は行われず、クラス4とクラス5のみのレースとなりました。

 チャンピオン獲得が掛かった重要な1戦です。J’S RACINGにとってホームコースとなる鈴鹿では事前テストを重ね、万全な状態で挑みました。

 以下、大野選手のレポートです。

 WTCCと併催になったスーパー耐久第5戦鈴鹿ラウンド。WTCCもフルコース開催となり、ST-4、ST-5クラスは土曜日が決勝となりました。公式フリー走行も金曜日だけ、と過密スケジュールでこなす事になりました。

 今回からGK5フィット(FIT3)のみ最低重量規制が導入され、大幅にセット変更を行いましたがうまく合わせることができました。2分31秒台が見えてきましたので、梅本選手、奥村選手にセッティングの方向性と確認を行って頂きました。

 土曜日決勝。いよいよ140分レースのスタートです。グリッドはシリーズ順位で決まるのでポールポジションからのスタート。スタートドライバーは私が担当致しました。約1時間30分のロングスティントです。

 しかしスタートでシフトミをしてしまい、4位まで順位を下げてしまいました。すぐに#2山田選手の後方につけましたが、やはり#2の山田英二選手がレース前半、かなりのハイペースでレースをリードします。なんとか付いて行き、13周目に130Rでオーバーテイク。クラストップに踊り出ました。しかしペースは上がらずにタイヤを消耗させてしまい、5周後には抜かれてしまい2位に。さらに1時間後、#95が迫り何とか順位はキープしましたが、タイヤも使い切ってしまい30周してピットイン。

 私から奥村選手に交代。ピットアウト後には3位での走行になりました。奥村選手も安定したLAPを刻みますが、スタート時のシフトミスによるオーバーレブが影響したのかパワーが落ちているようでした。

 10周後、梅本選手にステアリングをスイッチ。安定したラップで周回を続けます。2位、#2との差は約15秒。梅本選手も必死に追い上げますが、エンジンが不調の状態でプッシュするのは危険と判断し、そのまま3位キープで走行。フィニッシュとなりました。

 今回のレースではスタートでのシフトミスが足を引っ張り、チームみんなにご迷惑をお掛けいたしました。2位でゴール出来ればシリーズチャンピオン確定だったのに申し訳ありませんでした。しかし、次回最終戦オートポリスでは必ずシリーズチャンピオンを奪取し、皆様に恩返しをしたいと思います。

 各スポンサー様をははじめ、梅本会長、奥村代表、チームの皆さん、関係者の皆様、本当にありがとうございました。皆様のおかげで今回も戦う事が出来ました事を感謝致します。

 更にチーム貢献出来る様、精進致します。どうぞ宜しくお願い致します。

大野 尊久

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