25日、東京・六本木ヒルズの東京シティビューで、ホンダのハイブリッドカーの第3弾となるCR-Zの発表会が行われ、多くの報道陣が詰めかけ関心の高さをうかがわせた。会場内では、「スーパー耐久に出場するのでは?」「ワンメイクレースが行われるのでは?」という会話が飛び交い、将来のレース参戦の可能性が噂されている。
シビック・ハイブリッド、インサイトに続く『Honda Green Machine』の第3弾としてホンダがリリースしたCR-Zは、「ハイブリッドは、エコで終わるな」をキーワードにスタイリング、そして走行性能にこだわって作られた車両。環境に優しいハイブリッドでありながら、ドライビングの楽しさが味わえるクルマの登場に詰めかけたモータージャーナリストからも高い評価が聞こえていた。
2×2の車内はかなりスポーティーで、トランスミッションも6速MT、そしてパドルシフトのCVTと選ぶことができる。エクステリアもかなり車高は低めで、街中では目立つ存在になりそうだ。
そんなCR-Zは、今季からスーパー耐久に設定されるST5クラスにトヨタ・プリウス、ホンダ・インサイトとともに参戦が認められており、会場内では「実際に登場するらしい」という噂も聞こえた。また、CR-Zを使用したワンメイクレースの噂も聞こえてきている。
デートスポットとして有名な東京シティビューに特設会場を設けるなど、ホンダの意気込みが伝わってきた今回のCR-Zの発表会「Hondaの想い」。ハイブリッドを搭載するとともに、日本車としてひさびさに登場したコンパクトスポーツ。モータースポーツ界への登場が期待されるところだ。