更新日: 2018.02.15 16:08
F1ドライバーのサラリー額調査結果:ライコネンが約41億円でダントツの首位
アラビアン・ビジネスが、2009年のF1ドライバーたちのサラリーを調査し、これを明らかにした。これによると、フェラーリのキミ・ライコネンが他のドライバーたちに大差をつけてトップであり、2位のルイス・ハミルトンの2.5倍の高額サラリーを得ていることになる。
F1ジャーナリストであるトム・ルビソンの調査に基づき、アラビアン・ビジネスは現役F1ドライバーの今年のサラリーの推定額を公表した。
これによると、最高額はライコネン(フェラーリ)の4,500万ドル(約41億円)、2位はハミルトン(マクラーレン)の1,800万ドル、3位はフェルナンド・アロンソ(ルノー)の1,500万ドルと、トップ3にワールドチャンピオン経験者が並んでいるが、ライコネンが、ハミルトンに2,700万ドル、アロンソに3,000万ドル、チームメイトのフェリペ・マッサには3,700万ドルもの大差をつけて圧倒的に高額のサラリーを受け取っている。この数字を見ると、マクラーレンとトヨタが、今季末でフェラーリを離れるライコネンの獲得を狙いながらも、ライコネン側の要求額をのめずにいるのも頷ける。
一方で新チャンピオンとなったジェンソン・バトン(ブラウン)は、昨冬チーム存続のためにサラリーカットを受け入れたために、500万ドルにとどまっている。チームメイトのルーベンス・バリチェロにいたっては、100万ドルと、ルーキーのセバスチャン・ブエミ(トロロッソ)を下まわる金額となっている。現在バトンは来季残留のためにブラウンGPと交渉を行っているが、チーム側はバトンの要求額を受け入れず、交渉が難航していると言われている。
ルビソンによれば、表の数値は基本給の額であり、スポンサー等、他の収入を含んでおらず、それらが加われば、基本給の3倍の額になる場合もあるという。中嶋一貴(ウイリアムズ)、ロメイン・グロージャン(ルノー)、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、ビタントニオ・リウッツィ(フォース・インディア)の4人は基本給はゼロと記されている。
順位 | ドライバー | 基本サラリー額rn |
---|---|---|
1 | キミ・ライコネン | 4,500万ドルrn |
2 | ルイス・ハミルトン | 1,800万ドルrn |
3 | フェルナンド・アロンソ | 1,500万ドルrn |
4 | ニコ・ロズベルグ | 850万ドルrn |
5 | フェリペ・マッサ | 800万ドルrn |
6 | ヤルノ・トゥルーリ | 650万ドルrn |
7 | セバスチャン・ベッテル | 600万ドルrn |
8 | マーク・ウエーバー | 550万ドルrn |
9 | ジェンソン・バトン | 500万ドルrn |
10 | ロバート・クビカ | 450万ドルrn |
11 | ヘイキ・コバライネン | 350万ドルrn |
12 | ニック・ハイドフェルド | 280万ドルrn |
13 | ティモ・グロック | 200万ドルrn |
14 | ジャンカルロ・フィジケラ | 150万ドルrn |
15 | セバスチャン・ブエミ | 150万ドルrn |
16 | ルーベンス・バリチェロ | 100万ドルrn |
17 | ハイミ・アルグエルスアリ | 50万ドルrn |
− | ビタントニオ・リウッツィ | -rn |
− | エイドリアン・スーティル | -rn |
− | ロメイン・グロージャン | -rn |
− | 中嶋一貴 | - |