キミ・ライコネン獲得を狙っているTMG社長ジョン・ハウエットは、ライコネン側が提示しているサラリーの額は高すぎると述べた。
今季いっぱいでフェラーリを去るライコネンは、2010年の移籍先としてマクラーレン・メルセデス、トヨタ、レッドブル・レーシングがウワサされてきた。しかしレッドブルのチームプリンシパル、クリスチャン・ホーナーは、来季はセバスチャン・ベッテルとマーク・ウエーバーのペアと契約していることを再度強調し、ライコネンの加入を否定した。古巣マクラーレンは、ライコネンの要求額を拒んでいると言われており、今回トヨタもライコネンの提示してきた金額はあまりに高すぎると述べている。
「彼が提示してきた金額はあまりに高かった」とハウエットはモータースポーツ・アクチュエルに対してコメントしている。
「彼にはいくつか選択肢があるということなので、我々は待つよ」
ハウエットは、現在のドライバー、ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックとも“ある程度の話し合い”を行っていると述べている。また、ブラジルGPでF1デビューを飾った小林可夢偉も来季トヨタのドライバー候補のひとりだと見られている。