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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2009.05.31 00:00
更新日: 2018.02.15 13:25

FNもてぎ:決勝朝はセミウエット、トップは小暮


 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦もてぎは決勝の朝を迎え、午前のフリー走行が行なわれた。早朝から降り続いた雨はセッション前には上がったが、路面はコースの各所にウエットパッチが残る状態。ウエット宣言が出され、レースウイーク中で初となるレインタイヤでの走行となった。

 午後2時半スタートの決勝レースでは降雨が予想されていることから、各車ともレインタイヤでのフィーリングをチェック。30分間の走行時間中には何度もタイヤ交換やピット作業、スタート練習の場面が見られた。しかし路面状況的にはセミウエット→ほぼドライと言っていいほどにまで回復しており、セッション開始10分を待たずにスリックタイヤへと交換するドライバーが続出。決勝を想定したセッティング評価を行なった。

 路面の回復に伴ってタイムも徐々に上昇し、小暮卓史(NAKAJIMA RACING)とチームメイトのロイック・デュバル、石浦宏明(Team LeMans)が1分38秒台へと入れてくる。ガソリン搭載量が異なるため単純比較はできないが、予選でのタイムから5〜6秒増しという状況だ。

 途中、残り5分というところでデュバルが最終コーナーでスピン、コースオフ! 幸運にも無傷でコース復帰を果たしたが、好調NAKAJIMA勢にも一抹の不安?

 結果、最終的には1分36秒501というタイムで小暮がトップ。予選に続いてセッション最上位の座についた。しかし小暮も連続走行中に極端にペースを落とすラップが何度かあり、これは不安を残すブレーキのクールダウンを行なっていたと見られる。

 フリー走行の上位は以下、2番手に石浦、3番手に予選3番手の塚越広大(HFDP RACING)が続いた。

フォーミュラ・ニッポン第3戦もてぎ フリー走行結果表
天候:くもり 路面:セミウエット
Pos.No.DriverTeamMachineTimern
132小暮卓史NAKAJIMA RACINGFN09/HONDA1'36''501rn
28石浦宏明Team LeMansFN09/TOYOTA1'36''677rn
310塚越広大HFDP RACINGFN09/HONDA1'37''086rn
431L.デュバルNAKAJIMA RACINGFN09/HONDA1'37''171rn
540R.ライアンDOCOMO DANDELIONFN09/HONDA1'37''234rn
67国本京佑Team LeMansFN09/TOYOTA1'37''645rn
741伊沢拓也DOCOMO DANDELIONFN09/HONDA1'37''665rn
82B.トレルイエLAWSON IMPULFN09/TOYOTA1'37''716rn
936A.ロッテラーPETRONAS TOM'SFN09/TOYOTA1'37''778rn
1020平手晃平ahead IMPULFN09/TOYOTA1'37''805rn
111松田次生LAWSON IMPULFN09/TOYOTA1'37''847rn
1237大嶋和也PETRONAS TOM'SFN09/TOYOTA1'38''013rn
1348立川祐路CERUMO/INGINGFN09/TOYOTA1'39''592