2014 GP2シリーズ第5大会(イギリス)プレビュー
佐藤公哉、経験を生かして巻き返しを誓う
■大会概要
開催国:イギリス
開催地:シルバーストン・サーキット(一周:5.891km)
開催日:2014年7月4日(金)〜6日(日)
練習/7月4日 12:00〜12:45(45分間)
予選/7月4日 15:55〜16:25(30分間)
決勝/7月5日 14:40〜(レース1、29周=170.839km)
7月6日 09:20〜(レース2、21周=123.711km)
※日時はいずれも現地時間です。日時は天候などの影響で変更される場合もあります。
■イギリス大会プレビュー
2014年のGP2第5大会はイギリスのシルバーストン・サーキットで開催され、F1世界選手権の第9戦イギリスGPとの併催です。カンポス・レーシング(Campos Racing)から出場する佐藤公哉(さとう きみや/24歳)に対し、皆さまのご支援とご声援をよろしくお願い申し上げます。
■佐藤公哉(カンポス・レーシング・ドライバー)のコメント
「正直、ここまでの4大会の戦績はまったく納得できませんし、とても不甲斐なく思っています。成績不振の背景はおおよそ把握していますが、いつになったら改善するのかの見通しが曖昧で、精神的にはつらいものがあります。とはいえ、モチベーションを失っているわけではありません。バーレーン、バルセロナ、モナコ、レッドブルリンクと、いずれも自分の持てるパフォーマンスを100%、120%発揮しようと努めてきました。ひとつとして自分の成⻑に無駄なレースはありませんでしたし、シーズン後半戦も前向きに取り組むつもりです」
「来たるシルバーストンは、2006年のフォーミュラBMWや2013年のAUTO GPのレース、そして2013年のザウバーF1のテストなどで走行経験があります。コース前半にはマゴッツ、ベケッツ、チャペルと連続する高速コーナーがあり、かなりの度胸が必要で非常にシビレるセクションです。一方、コース後半は低速コーナーが多く、丁寧なマシンコントロールを要求されるセクションです。ドライバーにとっては走り甲斐のあるサーキットですし、自分の能力が試されるサーキットでもあります。ここまでのGP2経験を活かしながら、精神的にはいま一度リセットして戦うつもりですので応援をよろしくお願い致します」